殴り書きしておきます。
主催したい人は気持ち読んでみてください。
CS開催希望者へ
個人的な所見とか色々書きます。
最近、VGやBFでCS開催者が増えてきています。
多くの人の交流の場、競技の場が与えられて非常に良い事です。
普段あまりCSには参加しませんが時々参加するとやはり楽しいです。
そこには勝利の喜びや敗北の悔しさ等、TCGに対する色々な想いが…略
CS開催側には色々なメリットやデメリット等があります。
デメリットというか負荷部分ですね。
会場の獲得・賞品のコスト計算・当日キャンセル等のリスク管理
告知・宣伝、HP更新や当日のタイムテーブル考案やイベント企画・管理
開催者によって考える事は様々だと思いますが
とりあえず自分が行っている事を目安程度に書いておきます。
●発生
「CSを開催しよう!」
とまず主催者が思わない事には始りません。
充分な設計と宣伝等を考えると2ヵ月前ぐらいがベストです。
もちろんこれは普段使う会場が2ヵ月前より予約可能なので
そこに左右されています。別に1ヵ月前イベントでも成功している事例はあります。
逆3ヵ月前等の長期スパンで考えても良いのですが、それは告知が重要になります。
なので未経験者の方は2~3ヵ月程度の余裕を持つ事をお勧めします。
また、最近は非常にネット社会である為遠方の知り合いが遠征してくれる!
なんてケースもあります。各交通機関・ホテル等は早いタイミングで予約することで
値段を安く予約出来たりもするので、遠征してくれそうな人達への配慮も大切です。
・遠征者への配慮
イベントを成功させる為の大きな要素です。
日程を遠征者が参戦可能な日付に調整するまであります。
ユーザーの多い地域なら適当に開催しても、最低限は集まります。
それでも当日キャンセルや様々な理由によって突如失敗することがあります。
遠征組は早いタイミングから日程調整をしてくれている上に交通等も考えている為
当日キャンセルと言う可能性は殆どありません。つまりほぼ確定枠です。
ここの枠をいかに確保出来るか?という配慮と交流性が主催には問われます。
遠征枠等の優遇枠もこの為に存在しています。
もちろん人付き合いで来てくれる場合等もありますが
「また来たくなるイベント」というもの目指す必要性が出てきます。
これによりリピーターを獲得しておく事が大切です。
とりあえず開催しました!みたいなのだと中々付かないですね。
●運営獲得
実は
会場獲得より前に行う事は運営獲得です。
主要となる運営メンバーに「しっかりと説明してお願いします」
日程調整等も遠征者・運営を中心に組み上げて日付決定を行います。
たまにあるのが
「運営やるとは思ってなかった予定があります。その日」とか
「何となくメンバーに入れられてたけどやるなんて言ってないです」とか
そういう手伝ってくれるだろうという発想では良いイベントは出来ません。
運営にも全力協力頂く訳ですから
主催も全力でお願いしましょう。
人数的なものですが
「何人なら回せる」
というものはイレギュラー等のリスクへの対応が甘いです。
まわせる最低人数を考えるのではなく獲得出来る最大人数を考えるべきです。
また参加者兼運営という位置を作り、補充出来る体系をとります。
対戦が終わった参加者から
オポ計算やマッチング・スコアシート回収やジャッジ等の
人力を獲得する形式は有りです。
例えばマッチングミスでやり直しになった場合等
イレギュラーが発生して予定より多くの人が必要で
早急に対応する必要性が出た場合等
「対戦していないのであれば手伝ってくれる」
そういうリスク管理が大切だと思います。
そうでなければ
後は必要なのは、対戦中の徘徊ジャッジだけなので
4人もいれば150人クラスは回せると思います。
●会場獲得・日程調整
日程調整は参加者や運営の予定も大切ですが
他イベントとの兼ね合いも成功させる為のポイントです。
例えば、似たようなフォーマットの大会が続いている日程に
ポンと同じものを入れても輝かしい感じにはなりません。
そういう点で
うちのプチヴァンガ祭は今まで
全て異なるフォーマットで開催しています。
個人・トリオ・マッチトリオ・5人チームですね。
日付に関しては近い地域で重複していない限りは問題ないです。
会場に関しては他のイベントで使われた事のある会場の方が
認識されていて使いやすいです。
●告知・宣伝・募集
会場取れた!
告知だ!募集だ!
っていうのは最悪のパターンです。
会場が取れて初めてイベントがスタート地点に立ちます。
最初から躓くわけにはいかないのでここから
どの程度告知に時間を使い、いつから募集をかけるか……
募集の枠はどうやって使うかを考えます。
主催者によって色々あると思うので自分のパターンを書きます。
0.会場獲得前
何となく開催するのを匂わせます。
日付も会場も要りません。
情報としては「開催する意志がある」ということを
多くのユーザーに伝えます。
ユーザーは「あ、何かやるんだ」ぐらいの意識を埋め込めれば成功です。
1.会場獲得時・告知
日付と会場を付けて
開催が決定した事を明確にします。
「こういう形式でいついつどこどこで開催します!」
伝えるだけです。募集等は行いません。
ユーザーには日程調整をするタイミングと
チーム戦であればメンバーを集めるタイミングになります。
2.数日後・募集
自分のCS名をエゴサする等で情報が伝わっているのを感じられたら
募集を行います。募集も「~より募集します」というふうに開始期限を設けます。
これに関しては、何度も何度も情報拡散しても
「知らない間に募集開始して、終わってた」って言い出す人はいるので
どれだけ情報拡散しても足りないと思ってください。
ここでのポイントは先着枠です。
たまに数週間経っても先着枠すら埋まって無いなんてCSを見かけます。
これは明らかに情報を認識させていないからです。
ユーザーは予定調整やメンバーを告知タイミングから集めている事でしょうから
確定枠を取る為に先着枠応募を行ってくると思います。
この手法でよーいドン!で
定員の2~3割の応募をもらえます。
さて
遠征枠の人たちは別枠を持っているのでゆっくり応募してくれます。
この時点で2割程度は確定枠としてもらえている訳です。
つまり
募集開始時から5割埋まっている。
という状態になります。
後は関東圏CSクラスタの皆さま
要は「特に根強い工夫をしなくても来てくれる方々」
により残りの5割の内、3~4割がゆっくりと埋まって行きます。
逆に特に工夫しなければ
工夫しているところの半分以下の参加者獲得率になります。
大体これで募集から1~2週間です。
1週間ぐらい経った所から
日々CS名をエゴサを続けて
・チームを組めてない人を探す
・他のCSで見かけるのに今回エントリーしていない人
・CS参加を躊躇している人
この辺りを探し出して捕まえに行きます。
ここからは
「声かけ」です。
たまたま告知・募集時に急がしてくて情報を得れてない人
身内人数の都合でチームを外れる人、CSに懸念がある人等
恐らく想像もつかない理由で情報網から外れる人は確実に居ます。
必ず1回は声をかけるようにします。
●賞品等
最近、収益関連でイザコザを見かけますが
別に黒字なら良いとか赤字なら良いとか
そういうのはないと思います。
参加者には楽しんで頂く
主催陣には次回も開催して頂く
双方がこの気持ちであれば
こういう場が提供されること事態が良い事だと思えるはずです。
逆に今のVG界なんてCS無かったらユーザーの3割ぐらいは死滅するんじゃ
って思ってます。
参加費1000~1500支払って何ももらえない。
と思うか1日しっかり競技を楽しめて嬉しい思いも悔しい思いも出来た。
って考えるかその時間がどれだけの価値があるかって事だと思います。
言い方悪いですが
「正直何でもいいと思います」
あまりに酷ければ参加者はこないと思います。
でも「何だかんだCSてだけで来ちゃう」って部分もあります。
上手く平均値を見つけていきましょう。
●イベント内容
吟味するか無難に行くか
挑戦するかはお任せします。
例えば5人チームCS!!
この前関東でもいい感じに出来ました!
でも、あれ1チーム来ないだけでマイナス7500!
と「リスクが異常」です。かなりきついです。
参加費1名1500なら
個人なら1人当日キャンセルで1500
トリオなら1組当日キャンセルで4500
と当たり前ですがリスクは跳ね上がります。
ぎりぎりで予算を組むと大体爆発します。
「2チームぐらい来なくても良いように」
と賞品を削ると15000分も浮くので
違和感を感じる参加者もいます。
超難しいですね。
プチヴァンでは絶妙な工夫調整によって
リスクと参加率を即座に微調整しています。
この手法は秘密です(投
ただ
チーム数が多くなるにつれて当日キャンセル率も落ちます。
個人だと寝坊終了
トリオだと責任感とか前日に集まって一緒に!とか
5人だと尚更ですね。そういうものがあるので
来ない可能性は下がるけど
万が一来なかった時にヤバイ
と体調悪くなりそうな勝負です。
とまぁ
他にも色々ありますが
あんまり長くてもアレなので
この辺りで切っておきます。
質問は受け付けます。