役に立たないわ。
「プレイングが基本とリソースしか無い。
この2つしか無い!という固定観念を捨てたい」
「ほう」
「確かに現状をVGを支えている二つの要因だが」
「そう、第三の存在を見つけ出せれば!!」
「ジャンケンで新しい手が出せるのも同義という訳か」
「しかし、最近のVG、基本だけでは勝てない事が多い。
基本はもはや知識だけで使う場面は少ないのでは?」
「デッキが、そのプレイングを選択できるか…
または相手と自分の引きの状態により変化する」
「Vを殴るかRを殴るかしか無いが為に
基本とリソースに分岐しているんだろう?」
「確かに」
「それなら、三つ目など発生しようが無い」
「無理に三つ目を作るようにも既存の二つを派生させるべきでは?」
「そもそも"要求値の基本"は最もガード値を削る殴り方だから
派生のしようが無いんじゃないの?」
「となると、プレイングと呼べるものは」
「その通り。プレイングと呼べる者は全てリソースに集約する」
「遥か昔、4,5弾ぐらいから殲滅についてお話されてますよね」
「遥か昔というかVG始めたのが4弾からだから、つまり」
「最初からか」
「アタック先が2つと言われた時点から、プレイングの開始地点は
2つあるのは明白だった。あまりに認知されてなかった印象」
「確かに未だにVでRを叩くと驚く人がいるね」
「一昔前はLBとかなかったけど殲滅の概念はあったもんね」
「本題に戻って、この前LBを分類わけしてなかった?」
「してたね。クリティカル系、エンドカード系、リソース系だね」
「それ丁度3つあるし、じゃんけんみたいな感じじゃん?」
「一番注目しているのは、リソース系だっけ?」
「クリティカル系も同じぐらい注目だけど
この2種はプレイングの幅が広いのが魅力だよね」
「エンドカード系は最低限対等の戦いが出来てれば
カードパワーおかしすぎて押し込めるって感じですね」
「せっかくだから、ここを掘り下げてみたら?」
◆クリティカル系
「まずは、ガントレッドバスターに代表される。
クリティカル上昇系のお話からお願いしましょう」
「単純に相手をLB状態にさせない圧力が魅力だね」
「3点からノーガード決められると一気にバニラになるね」
「それは課題の一つ」
「このタイプを使うと、必ずリソース(殲滅)系の動きが
付随してくるよね」
「相手を3点で止めておく必要があるから攻撃先は重要だね」
「率直な話、今ってコレで押し切れるの?ハマれば強い程度?」
「ハッキリ言って☆*2だけでは勝ちきるのは難しいです」
「パワーライン21kなら合格ですか?」
「21k☆*2だけでは無理です。逆にそんなユニットは存在しないでしょ?」
「確かに☆上昇系は他に何かしらの能力が付随してますね」
「その付属物が大切」
「☆*2で殲滅をかけるという事は先上がり状態な訳で。
ダメージレースでは負けている訳だから、しっかりと
攻撃を止めていかないといけない訳だ」
「そうですね」
「場のリソース重視のプレイングを取っているにも関わらず。
ガード値という意味ではこちらがガンガン削られてしまう」
「殲滅の醍醐味である、相手のライン崩しが成立しないと
厳しいって事ですかね?」
「ライン崩しは殲滅の裏目でもある為、あまり期待できない。
もし崩れれば勝ちに飛躍的に繋がるだけでドロー1枚で狂う」
「つまり、+αはリソースに直結するものが良いて話?」
「正解」
「ガンバスですね」
「ガンバスですよ」
「他には?」
「アモンЯの場合26kを超える可能性があるのは魅力の一つ。
守護者の壁さえ越えられれば、大きく要求値を取る事が出来るね。
さらに、クロスがある為ライン崩しのハードルが低いのも良い」
「つまり、アモンは比較的優秀?」
「上手く動いてるなら優秀。前提条件が厳しいから下位になる」
「ほう、それならサロメはどうです?」
「サロメはCB2で札1枚と圧縮なのでガンバスに近いリソースです。
継続力もアモン並にあるので、ひたすら仕掛ける事が出来ますが
本人が10kしかないのでケイ互換に単パン貰うとか脆いです。
他の札がなるかみに比べて弱いのもありますが、色々あって下位です」
「レヴォンさんなら前提条件なんて!」
「彼は☆*2の21k、それだけなので最初に言った通り」
「うっ」
「それ以外で"まとも"なのって何かあります?」
「ダーマッドや、ジェネシスの新しいのは?」
「10kの壁と26k出す為に裏が固定な点とコストで失うリソースetc...」
「じゃあ、ガンバスが首位独走で後はアモンかサロメが次点です?」
「厳しい話だけど、ほとんどガンバスの為にあるような話なんだよ」
「インドry」
「この話の流れを聞いていたら分かると思いますが
前提条件、10kV、要求値、リソース確保、全ての面で」
「察し」
「厳密な所、何が言いたいかと言えばですね」
「はい」
「"クリティカル上昇=殲滅戦で勝てる札"では、もう無いんですよ」
「おお、知らず知らずにソレで勝てると思ってる人多そう」
「ソレで勝てるような相手が弱いんです。
しっかりと返していけば、それだけで勝てない事はすぐ分かります」
「あの、ラブラドルやティラノレジェンドry」
「いい質問だ。説明すると長くなるので、止めておこう」
「殲滅戦について、もう少し詳しく欲しいですね。
格好いい言葉つけてますが、要は"先上がりするプレイング"が
リソース意識をする為、横を殴り、結果殲滅みたいになる。
ってお話ですよね」
「あーすれば、こうなる。の考えならその通りだね」
「ソレはいいとして、殲滅返しや
☆上昇系に対するプレイにも回答があるという話しですが」
「その話はやめましょう」
「ウッス」
◆エンドカード系
「次のお話です。エンドカード系ですね」
「これは、もう分類的には《V》がスタンド出来る事じゃないです?」
「相手を追い込んでいればゲームエンドまで持っていける。
そういうタイプのカードって事ですかね」
「アルフレッドはエンドカード系じゃないのですか!?」
「残念な事にパワー上昇系は行く先が無いから
不本意ながら、ここに分類されるしかないと思います」
「今の所、ヴァンガードがスタンドするので弱いのって無いよね?」
「ダークレックスとかデュークとかシュテルンとか古いのを除けば。
第三世代から追加されているカードは綺麗に調整されてて強いですね」
「何とスタンド代表国家であるノヴァですが
Vスタンド出来るユニットが3種類もいます!!」
「ディセンダント、レイジング、ミネルヴァに勝てるかがポイントですね」
「アシュラはエンドカードとしての素質は無いですよ。曖昧だし」
「それなら、シュテルンも当てないと行けないから詰めには……」
「おっと、ノヴァの悪口はそこまでだ。まだ発売もしていないのに」
「ぶっちゃけ、ドレが一番強いの?」
「絶望王ディセンダント」
「ミネルヴァ」
「ミネルヴァ」
「エシックスЯ」
「なるかみは他のカードが全体的に強いから際立つよね。
単体性能なら、多分ミネルヴァが一番強い印象ですね」
「テトラドライブは?」
「ガード値むしろ増えるから強いけど2回目の
トリガーが若干乗せ先に困る問題点があるよね」
「起こす為の条件が少ない程強い。
それでいて数が打てる方が魅力的」
「つまりー?」
「ミネルヴァ」
「SB3はそれ程難しく無いから1試合に2,3回は見れる」
「まぁ、エンドカード系はいいと思うよ。
正直、ここからプレイングが派生する事はあまり無い。
そこに自由度があれば、それが最強になってしまうやろ?」
◆リソース系
「これですね」
「これですね」
「正直ここに関しても
プレイングっていうのに結びつきそうな札は
全然無い気がする」
「先上がりからのメイルストロームとかぐらい?」
「先上がり殲滅は?」
「LBを用いての殲滅ってことは……
結局☆+みたいに一気に追いつける訳じゃないから
相手のラインが崩壊しないと失敗ってこと?」
「そう言っても過言じゃないね。
試合を長引かせてトリガーを捲って巻き返す
っていう発想でもいいと思うけど」
「じゃあ、それが現状研究中のプレイングとして
具体的に誰を使って行うの?今更メイル?」
「今の所、エクストリーム。
次弾でアシュレイЯがその可能性を持ってる」
「いずれもパッとしないね」
「ところが撃退や抹消にも台頭できると思うよ?」
「撃退はともかく抹消もリソース戦できるからね」
「撃退は撃退で試合長引かせたら。
レイジング等の確保率が上がって吹っ飛ばされる」
「その辺りデメリットやね」
(省略)