何と無くで良いので、今の自分と見比べてお読みください。
思考の捕らえ方
個人的な考え方です。
TCGに限った話では無いですが
物事の思考は
"客観的に捕らえる(客観)"というモノと
"個人の思考は様々である(主観)"というモノと
"他人の流儀を尊重する(他人の主観)"という3点が重要だと思います。
適当に言い換えるなら
「統計的に見て、世間一般では"A"であるが
個人的には"B"をプッシュして行きたい。
もちろん、あなたの言う"C"についても考慮したい」
2名以上の人間が存在する盤面において
考えや構築等が行き違う場合はコレを基盤に開始する。
自分は相手の話(構築)等を聞く際に
高圧的で申し訳ないと理解しながらも
あえて最初に「いや」と否定から入る事を心がける。
もちろん、相手の話方にもよる。
例えば相手が"C"という自分の構築のみを題材にして
話を進めた場合。
自分が用意するのは知り得る限りの「客観性」"A"と
自分がお勧めしたい良いと思う「主観性」"B"である。
もし、相手がここで「客観性」である"A"を用意し
「大体調べると、こういう"A"構築なのですが
自分はこの"キー"が使いたくて"B"になってるんですが
行き詰ってるんで、何か良い"C"は無いですかね?」
という話になれば飛躍的に展開は加速する。
また、こういう聞き方も好みである。
「調べると"A"らしい構築が散漫しすぎて何がAか分からない。
個人的には"B"というレシピを立ち上げたのだが……
実際のところどうなのか?またお勧めの"C"はあるか」
ハッキリ言ってWeb上には情報がありすぎる。
読み手が射影選択する事でその真価が発揮出来るのだが
この時、情報を"客観的"に見ないと
「自分に近いものは正しい。
自分と違うものは間違っている」
という先入観が発生し"A"="B"と思い込んでしまう。
これが「自分たちが一番強い集落なんですよ」を発生させ
「自分達が正義だ」などと言う展開になりかねない。
事実、ソレが優勝してたり実績があるなんて事もあるが
異端な構築が一度入賞しても、それが客観的に正義とは捕らえられない。
というお話である。
実際、物事を客観的に見るのは難しい。
どうしても主観が入ってしまう、主観も客観の一部であるとは思うが
上手く収集・集約してまとめるのは難しいと思う。
例えば、このブログにしても
客観的に物事を見ることに助力しているが
パワーより安定性に高評価を置く傾向にある。
しかし、実際大会等ではパワー重視の入賞も多く見受けられる。
主観が働くレシピは安定性が高く
客観性が働くレシピはパワー重視なので
分かりやすいと言えば分かりやすい気もしますが……
・客観的な情報の収集
1.意識共有
自分では到底入れられないような札が
他の人のデッキに入っていた場合、何故入っているのかを考える。
ここで大切なのは、自分で考えて自分でゴールしない事
考えた思考がまとまったら、相手と答え合わせをする。
「そんなもん入れないよ、絶対抜いた方がいい」では話が進まない。
例えば
《なるかみ》のG1の配分なんかは色々パターンがありますよね。
フェニックスの枚数、コウガイジの採用、一般的なもの
今回の大型CS《VGだと80人超え》的に見て
◆グレード1
4 抹消者 デモリッション・ドラゴン
4 抹消者ワイバーンガード ガルド
4 送り火の抹消者 カストル
2 ライジング・フェニックス
この選択がスタンダードとなるのは、多分一目瞭然であろう。
ここから変化する場合、個人の微調整的な思考が入ってくる。
もちろん、レシピを見て本人に確認できる場合の方が少ない訳だ
聞ける機会があれば、恥ずかしがらずに聞いて情報を集めるのも良いし
数名で「どんな意図があって、この結果になったのか」を考察するのも
良いと思う。本人の意図には辿り着かないので結果は雲散霧消する。
上記の客観的な結果があったとしても
コウガイジは有りだと思うし、ヒセンもドウイも
3枚目のフェニックスも、レッドリバーに辿り着くプロセスも
大体把握しているつもりである。
コレの場合は、掘り進む安定性と共に
相手のG1-7000ライドへのラッシュ及び相手のラッシュへの
返し等、パワーと安定のアベレージが綺麗に取れているから
選択されやすいっていうのが分かりますよね。
逆にコウガイジやフェニックスを増やすと
攻め込む事が出来ず、攻められた時返す事も出来ないですが
中盤以降の要求値や、展開を補助してくれるという感じです。
最近《V》は守護者とノーガードと戦ってる感じなので
以前のヴァーミリオンには光弾爆撃*4やろ!からは話が変わります。
2.大会の結果参照
以前のCS等大会の結果の受け方の記事を書きました。
大会結果の受け方
CSは年中、そこら辺で無数に開かれているので
ある程度の人数が集まらないと結果には意味を持たないですが
もちろん一つの"結果"として参考にする価値はあります。
「ベスト4以下は成績じゃないよ
勝ちきれなかったっていう恥さらしだよ」
というシビアな意見もあれば
「勝てたんだからいいじゃない」
という丸い意見もあります。
個人的に6~7回以上戦って1敗以下なら全然良いやろ!て感じです。
2敗以上だと運も関わってきますが、別にその日の人でも無ければ
数打てば2敗程度の人間なんてごまんといると思います。
"結果"を結果として受け取らず
CSのレベル低かったんですね。ていうのも分かりますが
緊張感ある大会形式の中で勝ったのだが良いじゃないかー
お前確実に勝てるのー?という話ですね。
と、いつも通り内容が迷子になって来ましたが
TCGに限った話では無く、物事を考える時は
最初に書いたように大きな輪の中に自分と相手がいる。
という事を意識してみると良い議論が出来そうです。
なるべく価値観が違う人間と話した方が面白いですね。
※余談
ある程度、経験や実績・発言力がある人間が必ず、その業界に現れます。
勝手に「キーマン」と呼んでいますが
GW界の某Hさんや遊戯王界の某Jさんとか、何となくイメージ出来たよ!
っていう人もいると思います。
この手の「キーマン」が現れると
「凄い人が考えた末出した答えなのだから間違い無いはず!」と
結果のみが先走る思考停止な傾向は必ずしもあると思います。
この人とあの人が同じ事を口にしても、説得力が違う。て感じです。
良い意味で"影響力を持った人間"ですが
悪い意味で"思考を固定化する存在"なので
情報の扱いには注意が必要ですね(ニッコリ
何か最強のカジュアルプレイヤーて響き格好良いな
って事で終わります。