今の構築のトレンドの一つです。
一言で言うと
「主力(メイン)ヴァンガードへのライド以外は事故である」
もはや、ツインドライブができるだけという考え方ですね。
メタトロンや、マガツストーム、最後のツクヨミであったりと
他の「少し弱いけど何とかなるかも」というワンチャンスを捨てて
ある程度事故率はあれどデッキパワー(G2要素)を高めた選択を
行うデッキが9弾以降少しづつ増えてきています。
これらは全て
グレード3に対して触れられるカードがある事が条件です。
では、これらのデッキは安定性とパワーのアベレージは、しっかりと
検証されているのでしょうか。
ツクヨミの際も言われましたが
このような安定性が下がっている上でデッキパワーを上げている
所謂、修羅構築の問題点は…… 何人の参加者がいて何人が上位か?
という話になります。
正直、安定性が低くてパワーの高いデッキなら
数打てば当たります。それが上位にいて「これ強いよ!はやりだよ!」では
さすがにさすがにと言った感じです。
トリオで多種の入賞を飾る安定性の象徴、ヴァーミリオンさんもさすがに
お怒りになることでしょう。
逆に考えれば
ヴァンガードはその日、一番運の良いやつを決める大会!
とさえも感じられるので、それを加速する為にもこの手の構築を選ぶのは
決して悪い事ではありません。
特にトリオなんかだと周りが何とかしてくれる可能性もあるので魅力的ですね。
少し話は変わりますが
通常の構築戦とトリオとでは、考え方が微妙に異なります。
例えば、環境的にガルモール、ココ、ヴァーミリオンを意識する場合
必ず11kにライドするデッキに当たる確率は1/3しかないのです。
つまり、トリオは11kよりも10kを意識した構築の方が高いパワーを発揮できます。
これは
インディゴであったり、バシルであったりに直結し
トリオという方式においては、この構築の方がパワーが高くなるのです。
なので
トリオのレシピ見て普通のショップ大会で使って
うあわああああ!てならないように注意してね!
意識してるかは知らないけどね。